2006年入社
S.T.
2007年入社
25歳のときに飲食業から当社に転職し、ドライバーとして勤務をはじめました。鋼材配送を担当して10年ほど経った頃に、国家資格である運行管理の資格を取得したいと考え、上司に相談したところ、将来的な異動の可能性も含めて了解をいただきました。実際に異動になったのは2020年の4月です。運行管理のメインの仕事は「点呼業務」です。ドライバーは出庫時間の30分前に出社し、まず車両点検を行い当日の運行について確認を行います。その後、運行管理者がドライバーと対面し安全に運転できる状態か、体調確認、アルコールチェックなどを行います。現在当社に運行管理者は3名おり、三交代制で勤務しています。
出庫した後は各社車両がダイヤ通りに運行しているかを確認します。道路状況によって渋滞を回避するように指示を出すこともあれば、突然の天候変化の情報を共有することもあります。帰庫した後はデジタルタコグラフの記録から、制限速度や走行時間などのチェックも行います。このほか車両管理も担っており、すべての車両の年式、走行距離などデータをもとに、早めの修理、点検などを実施する予防修繕の計画を立てています。さらに最近は上司とともにドライバーの新人教育にも携わっていて、研修の講師を任されることもあります。
運行管理者になりおよそ丸2年経って、仕事は一通りできるようになりましたが、自分としてはまだまだ覚えることも沢山あり、一人前という認識はありません。点呼にしても先輩の聞き方などを見ていると、「なるほどそういう確認の仕方もあるのか」と私とは違うやりとりが勉強になることがあります。また新人教育にしてもまだ一人で仕切ることができません。運行管理はドライバーが事故を起こすことがないように安全管理、安全指導を徹底し、お客さまからの信頼を支える仕事なので、その重責を果たせるように、努力をしていきたいです。私にはドライバー経験もあり、ドライバーの気持ちも少なからずわかります。ドライバーを「管理」するというより「寄り添う」姿勢を持ち続けたいと思っています。
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