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KARIKYU STYLE現場レポート

Report 02
お客さま先レポート [自動車用鋼材の輸送]

荷主さまから荷物を預かり、お届け先に運ぶ。その現場から、一部始終をお伝えします。

刈急運輸のドライバーは「鋼材を輸送するチーム」と「自動車部品を輸送するチーム」とに二分されています。
ここでは鋼材の輸送を担うドライバーの仕事の一旦をご紹介します。

取材にご協力いただいたお取引先さま:鈴豊精鋼株式会社(外部リンク)

私の仕事は、
鋼材に「想い」を添えてお届けすること

H.R.

2010年入社

鋼材運搬の仕事

私は入社以来、鉄鋼の運搬に携わっています。鈴豊精鋼さまの場合、こちらでお預かりした鋼材を1日に3回、お届けに上がります。安全運転はもとより、重量物を混載する関係で積荷においては、荷卸ししやすいよう、また荷崩れを起こさないよう、細心の注意を払っています。また体が資本の仕事ですので、体調管理には特に気をつけています。基本的な生活習慣を守ることや、バランスの取れた食事を取ることも大事ですね。昼食は弁当持参です。家内にはいつも感謝しています!

Scene 1 積荷

荷主となるお客様先にて鋼材を積荷しています。今日の出荷分は最大積載量の8tになります。クレーンの操作はお客様側で行っていただいています。

Scene 2 固縛

現場担当者のチェックを受けながら、転倒ならびに滑り止めを防止するため固縛作業をしています。ラッシングベルトとレバーブロックを用いる作業で技術を要します。当然上手にきっちり固定できたときは、テンションが上ります!

Scene 3 養生・シート掛け

荷物を汚損させない様、シート掛けを行います。シートは大きく重いので、風が強い時などはキツイ仕事ですが、それだけに技術をしっかり身につけておく必要があります。上手い人は作業も仕方も仕上がりも芸術品レベルです!

Scene 4 出発

いざ出発です。自分が毎日運ぶ鋼材がやがて自動車部品に加工され、身近にみかける自動車となり、いろんな方の笑顔につながっていって欲しい。そんな気持ちを託して、今日も明日も明後日も運び続けます!

Senior’s Voice

ドライバーの安全、自社の発展、
何よりもお客さまの満足が私のやりがいです。

現場担当者 業務係長

A.N.

現場担当の仕事

お客様先に常駐して、現場の安全管理を行なっています。現場では、予定されていた配送計画以外にもオーダーを頂戴しますので、その受注業務も私の方で処理しています。鋼材運搬は月間業務量に波があるため、ドライバーの業務を平準化する意味から、現場担当者が直近ニーズに即応しています。こちらの現場では協力会社含め12台が出入りしていまして、集中する時間帯もあることから、事前の緻密な段取りが重要になります。

一日の仕事の流れとしては、朝本社に出勤し朝礼に参加したのち、昼過ぎにこちらに入り配車計画を立てます。出荷業務が終わると、本社に戻り、事務作業を行います。現在は毎日こちらの現場に赴いていますが、余力がある場合は、若手が担当する別の現場も掛け持ちして、指導・育成にも当たっています。

Check Point

重量物なのでドライバーの立ち位置をチェックします。吊り荷の下に入っていないか、製品と製品の間に手など身体を入れていないか、玉掛け、固縛作業において社内手順をきちんと遵守しているかを見ています。

Key Point

ドライバーの仕事は運転だけではありません。日によっては4ヶ所や5ヶ所も回り、定められた時間帯に荷卸しをする必要があることから、作業効率を常に考え、一方で事故を起こさないよう、工夫する必要があります。日々「頭」を使う仕事です。

My Pride

一日一日、ドライバーが安全でいられるか、会社に貢献できているか、そしてお客さまにお喜びいただけているか、この3つを達成することが私のやりがいです。

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